令和7年度福岡市文学館常設展示・前期「海の歌う日―伊藤野枝の子どもたち」
令和7年度常設展示は、文筆家・女性解放運動家の伊藤野枝の子どもたちを紹介します。
伊藤野枝は、辻 潤(元英語教師・翻訳者・作家)と大杉 栄(思想家・運動家)の2人の夫をもち、7人の子ども辻 一(まこと)、流二、大杉魔子(眞子)、エマ(幸子)、エマ(笑子)、ルイズ(ルイ・留意子)、ネストル(榮)をもちました。7人の子どもたちはどんな生涯を送ったのでしょうか?
本年・2025年は伊藤野枝(1895 – 1923)の生誕130年、来年・2026年は四女・伊藤ルイ(1922 – 1996)の没後30年にあたります。
令和5年度常設トピック展示「風よ―書簡・作品からみた伊藤野枝」では、主に伊藤野枝の文筆活動や故郷・今宿との関りについて紹介しました。今回は、記録作家・松下竜一著『ルイズ―父に貰いし名は』をもとに、野枝夫妻没後の7人の子どもたちの生涯と、まこと、笑子・ルイを中心とした文学活動について紹介します。
展示期間
令和7年7月18日(金)~10月26日(日)
※総合図書館の休館日・月末整理日をのぞく。
開催場所
福岡市総合図書館1階ギャラリー
観覧時間
平日・土曜 10~19時 日曜・祝日 10~18時
入場無料
主な展示物
紹介する人物の関連書籍や雑誌、新聞、作品パネル
会期中、関連の講演会を開催予定です。
詳細は後日発表します。