令和7年度福岡市文学館常設展示記念講演会 「真実一路に生きた伊藤野枝と、その子どもたち。」
開催日時 | 令和7年9月21日(日曜日)14:00~15:30 |
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施設 | 福岡市総合図書館 |
開催場所 | 3階会議室 |
ファイル | 常設展示記念講演会「真実一路」チラシ |
大正12年9月16日に起こった「甘粕事件」。母・野枝亡き後、遺された7人の子どもたちはどう生き抜いたのか―。
『伊藤野枝と代準介』(弦書房)の著作で知られる映画評論家・エッセイストの矢野寛治さんが、それぞれの子どもたちの知られざるエピソードをまじえてお話します。
開催概要
令和7年度福岡市文学館常設展示記念講演会
「真実一路に生きた伊藤野枝と、その子どもたち。」
講師:矢野寛治(映画評論家・エッセイスト)
日時 令和7年9月21日(日曜日)14:00~15:30(開場13:30)
会場 福岡市総合図書館3階会議室
〒814-0001福岡市早良区百道浜3-7-1
定員70名 要事前申し込み 定員を超えた場合は抽選
申込方法
お申し込みはお一人様一口までとさせていただきます。
応募締め切りは9月9日(火)(当日消印有効)です。
本講演会は、応募多数の場合には抽選とさせていただきます。
お申込みいただいた皆様全員に9月14日(日)に当選・落選の結果を通知いたします。
いただいた個人情報は、当講座以外の目的には使用しません。
1.応募フォームからお申込みの場合
株式会社グラファーが運営する「福岡市電子申請」よりお申込みください。

2. 往復ハガキでお申し込みの場合
往信用裏面に (1)氏名 (2)郵便番号 (3)住所 (4)電話番号 を、
返信用表面に申込者の郵便番号、住所、氏名をご記入のうえ、下記宛先までお申し込みください。
〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
福岡市総合図書館文学・映像課 福岡市文学館担当

講師プロフィール
矢野寛治(やの・かんじ)
映画評論家・エッセイスト。1948年(昭和23)大分県中津市生まれ。成蹊大学卒業。広告会社博報堂OB、元福岡コピーライターズクラブ理事長。西日本新聞を中心にエッセイ、映画評、書評を執筆。『伊藤野枝と代準介』(弦書房、2014年度地方出版文化功労賞奨励賞)、近作『団塊ボーイの東京1967-1971』(弦書房)、最近作『わが故郷のキネマと文学』(弦書房)ほか著作多数。福岡市在住。
講師からのメッセージ
大杉と野枝と宗一ちゃんが麹町憲兵隊で虐殺されてから、もう102年が経とうとしています。真実一路に生きる、どんな確執や桎梏(しっこく) (自由な行動を束縛すること)があろうとも、自分の心に忠実に生きる、妥協はしないのですから、多くの人から疎外されたり、憎まれたり、また傷つけたりもしたことでしょう。正しい生き方かどうかは分かりません。ただ阿(おもね)るや諂(へつら)うことは一切しない生き方だった。正しいと思えば即行動に移す人生だった。
世間の冷たい視線の中、そんな母・野枝を誇りに生きた辻 潤との間の子「辻 一(まこと)」、大杉との間に生した「魔(眞)子」「笑(恵美)子」「ルイズ(留意子)」、そして一の子、つまり野枝の孫・竹久野生(ノブ)にまでをお話させて頂きます。
※竹久夢二家に引き取られた野生さんは画家として南米コロンビアにてご健在です。
お問い合わせ
〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-7-1
福岡市総合図書館文学・映像課 福岡市文学館担当
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